福岡県うきは市吉井町にて、お墓じまいをさせていただきました。関西にお住まいのお客様、郵送やお電話でのご対応

ご覧いただきありがとうございます。博多の森石材店の寺田公平です。福岡県うきは市吉井町にて、お墓じまいをさせていただきましたので、ご紹介いたします！

 

お墓じまい前後の様子

 

ご相談いただいた経緯とお墓の状況

ホームページをご覧になった関西にお住まいのお客様からご相談をいただきました。急ぎではないけれど、近いうちにお墓じまいをしたいので見積もりをしてほしいというご希望でした。お電話でお墓の場所をうかがって早速向かいます！

 

 

墓地付近まで来ました。印の場所を少し山側に入ったところでした。

 

軽トラ1台が入れるくらいの道が100mほど続いた先にお墓がありました。

 

こちらがお客様のお墓です。遠方にお住まいでなかなかお参りに行けないので、お墓じまいをしたあとはご遺骨の引っ越しをお考えでした。あまりお参りに来られないとおっしゃっていましたが、墓地の周りのお墓の持ち主の方々が全体的にお掃除をしてくださっているのかな･･･と感じるくらいきれいにされていました。

 

昭和49年に建てられたお墓で、45年ほど経っていましたが、お墓自体はしっかりしていました。

 

地上式の納骨室部分は、吉井町からも近い八女で採れる八女石で作られていました。ご遺骨の確認のために納骨室内も確認をさせていただきました。

お墓の確認後、お見積もりを差し上げて、ご依頼をいただきました。その後、お客様が福岡に帰省されて手を合わせてからご遺骨のお引越しをされたいということや、コロナウイルスの関係もあって帰省が難しかったこともあり、夏になってからご遺骨の取り出しや工事をさせていただくことになりました。

 

お墓じまいの様子

ご遺骨の取り出しを終えたら工事を始めます。当初はまだお引越し先が決まっていませんでしたが、お話しを進めているうちに、お墓じまい後は永代供養へ引っ越されることになりました。

一旦当店でお預かりしたご遺骨は、お骨壷をきれいにお掃除し、ご遺骨は濡れていないか確認して乾燥させます。その作業が済んだらダンボールに入れてしっかり養生して、関西のお客様のお住まいに郵便でお送りしました。

 

工事が進んでいます。ご遺骨の取り出しが済んだら、お墓の取り外しにかかります。今回の工事は、いつも使用しているクレーンつきの作業車が近くまで入れなかったので、軽自動車1台を近くに寄せて、三叉（三脚）を使用して行いました。一番上の棹石からひとつずつ手下ろしして、三脚で吊り上げて運搬します。同じように、地上式の納骨室もすべて取り外して搬出しました。お墓部分をすべて取り外したあとは、下の土の中にあった基礎に使われたコンクリートや石などをすべて取り出します。

 

きれいな砂を入れてならし、お墓じまいが完了です。

 

お墓じまいを終えて・・・

お客様には、工事中のものも含めてお写真を郵送して、完成のご報告をしました。「きれいにしまってくれてありがとう」とありがたいお言葉もいただきました。

今回のお客様はホームページをご覧になってご連絡をいただいてから、何度もお電話でのやり取りをさせていただきました。ご自宅近くの石材店さんとも話しをされたようですが、お見積もりの段階から色々なご相談をいただいたりして何度もやり取りするうちに信頼していただけたのか、お墓じまいをお任せいただくことができました。一度もお会いしていないにもかかわらず、たくさんお話しさせていただいたので気心知れた間柄になれたのがよかったのかなと思います^^ このたびは、大切なお墓のお墓じまいを当店にお任せいただき、ありがとうございました。