ご覧いただきありがとうございます^^ 博多の森石材店の寺田公平です。新宮霊園にて、インド産アーバングレーの素敵な額縁加工の和型墓石が完成しました。その際の様子をご紹介いたします^^

【完成したお墓のお写真】

 

3年程前にご縁をいただき、お客様のお墓の左隣にある奥様方のお墓を当店にて建立をさせていただいたのですが、今回、ご主人様のお墓づくりをお手伝いさせていただくことになりました。

お話をお伺いしたところ「伝統的な和風なお墓にしたい」ということと、お隣の奥様方のお墓の入口部分や納骨室の高さなどと、「調和させたい」というご希望を頂いていました。

また、「シンプルなお墓にしたい」ということも伺っていましたので、全体的にスッキリとしたシンプルなデザインを取り入れましたが、せっかくお墓づくりをするならば「個性」も大切にされたいだろうと思い、石塔部分に”額縁加工”をすることをご提案し、採用されました^^

お客様とさまざまな打ち合わせ後、さっそく施工に取り掛かります!

こちらがお客様のお墓をお建てする区画です。左側は奥様方のお墓になります。

 

コンクリートを流し込むために、約30㎝ほど床掘しました。

 

グリ石、砕石を入れ、ランマーという転圧機でしっかりと地面を固めていきます。お墓が建ってしまうと見えなくなりますが、丈夫なお墓づくりのためには、この基礎工事がとても大切です。

 

鉄筋を配筋した後、コンクリートを流し込みます。周りのビニールは、コンクリートが飛び散って周りのお墓が汚れてしまうことを防ぐために設置しています。

 

無事にコンクリートを流し込みました。奥の丸印は納骨室内部の”土残し”の部分になります。 手前のパイプ2本は、コンクリートの灰汁抜き、そして水が抜けるようにするためのものです。石貼りやコンクリートの場合、水が入り込むことは無いのですが、建立してからかなりの年月が経った際に、お墓の石の継目の目地部分が劣化するなどで水が入ってしまった場合に水を抜くことが出来るように設置しておきます。

当店は、建ててすぐよりも、もっと後々のことを考えてお墓の設計をすることが大切だと考えています^^

 

お墓が完成しました! お墓の入口部分、納骨室の高さや奥行など、お隣の奥様方のお墓としっかりと調和した仕上がりになりました^^ お名前を彫刻する墓誌も、2つのお墓の一体感が出るよう右側に設置しました。 広々としていてお参りやお掃除もしやすいと思います。

 

額縁加工に関してですが、額の中は出来る限りまっすぐ磨き上げて仕上げる方法と、今回のお客様のように、すこし丸みを持たせた加工方法があります。まっすぐ磨き上げるのは機械で行えますが、丸みを持たせるのは手作業で磨いて仕上げる必要があります。

 

しかし、丸みの出るよう手磨きで仕上げたことで、こちらの石塔の下の台石部分の亀腹(かめばら)加工の曲線と統一感がより出て、お墓全体のデザイン性も上がります。綺麗に磨かれ、ピカピカですね^^

 

香立、花立部分です。香立の天井は供物が置けるよう平らになっています。額縁加工や亀腹加工の邪魔にならないよう、和型のお墓でデザインする香立の中では少しシンプルな形のものをご提案しました。花立はステンレス製の脱着可能な花筒を設置していますので、お花のお手入れやお墓掃除の際にとても便利です。

 

こちらはお墓の一番下の台の側面にある壁石です。 お客様が「シンプルなお墓だからこそ、少し彫刻を入れたい」とおっしゃっていましたので、「今回のお墓でしたら、このあたりに蓮の花を彫刻するのはいかがでしょうか」とご提案しました。

 

お墓の入口部分には、石が2ミリ程度盛り彫りの状態でバーナーで仕上げてある滑り止めをおつくりしました。雨の日でも滑りにくく、安心してお参りいただけます。

 

墓誌です。ご主人様のご実家である大分から仏様をお引越しする予定ですので、引っ越し予定の仏様のお名前を事前に彫刻しています。

 

お墓の引き渡しは後日予定されていますが、お正月の期間に奥様方のお墓へご主人様と奥様で行かれた際に、新しいお墓もご確認をしてくださったそうで、「ピカピカ綺麗に磨かれていて、とても素敵なお墓をありがとうございました。和型のお墓にしたいということや、その他の希望も全てかなえてもらえて嬉しいです。」とお言葉をいただきました。

奥様のお墓と同様にインド産の良い品質の石を選ばれたことで、統一感もあり、とても良いお墓の仕上がりとなりましたね^^

3年程前に奥様方のお墓を建立させていただいた後、またこうやってご縁をいただき、久しぶりにまたお話をさせていただけて嬉しかったです。 「シンプル」な中にもこだわりを持っていらっしゃって、お墓を大切にしたいというお気持ちがとても伝わり、奥様方のお墓と今回おつくりした新しいお墓、どちらも今後大切にお参りされていくのだなぁと感じました。 今後も何かお困りの際は、いつでもお気軽にお声掛けください^^