福岡市立西部霊園の芝生墓地にて、オリジナル性のあるお墓を建立!


ご覧いただきありがとうございます。博多の森石材店の寺田公平です。福岡市立西部霊園の芝生墓地にて、オリジナル性のあるお墓を建立させていただきました!

完成したお墓です!

福岡市立西部霊園 芝生墓地 新設 中国AG98

 

ご相談のきっかけ・西部霊園芝墓地の特徴

ホームページをご覧になったお客様からお墓の建立をご相談いただきました。西部霊園の芝墓地での建墓とのことで、ひとまず区画番号を伺って参考のお図面を提出し、現地でお会いして石種などについて打ち合わせをすることになりました。

西部霊園の芝墓地には寸法の規格があり、その範囲でお墓作りをすることになります。ただ、近年は規格の範囲内で加工を加えたお墓も少しずつ増えていっています。また、納骨室の換気のことを考えて一番下に台座を一段つけるようになり、これまでのお墓とは見た目の雰囲気も、構造上の機能性も変わったものも増えてきました。

それでは、今回完成したお墓をご紹介いたします!

完成したお墓のご紹介

シンプルではありますが、周りのお墓とは少し違った、オリジナリティを加えたお墓に仕上げました。緩やかな曲線を採り入れた棹石の頭の形状もその例です。「報恩」は、ご家族でお話になって決められた言葉で、楷書体で彫刻しました。

 

正面には「額加工」をしました。高級感があり、少し大胆に額をとってここもオリジナル感を出しました。

 

花立と香立てです。石塔と共通するアール加工をし、脱着できるステンレスの花筒はつば付きなので取り外しが楽です。お線香立は、この芝墓地では石に直接お線香を置くものも多いですが、それですとお掃除が少ししにくいので、お線香を供えるステンレス金具を落とし込み、それが脱着できるようにしました。下の石部分には水抜きがありますので、雨水が溜まることもありません。

 

一番下の台座側面に、印のように換気口があります。西部霊園に昔からあるお墓はこの台座がないため納骨室の空気の抜けが悪く、湿気が溜まりがちになります。10年ほど前からこのように換気口を設けたお墓も増えてきました。できるだけ下の納骨室の穴に近い場所に換気口を設け、虫などが入らないような構造のカバーを付けています。

 

背面は、建立年月日と建立者の方のお名前を彫刻しています。

 

法名碑です。こちらも規格の寸法です。脚石の下に、底石を付けています。この底石がないと脚が地面に沈み込んでしまって傾きの原因になり、実際にこれまでに修理をさせていただいたこともありましたので、当初から付けることをご提案して採用していただけました。霊園の開園当初は分からなかったことも、これまでにたくさんのご相談をいただいた経験から、建立後も末永く安心してお参りいただけるようにご提案しました。

 

今回使用した石は、AG98という白御影石は、目が細かくて模様がきれいな石です。比較的お求めやすい石の中でも、ソフトな柔らかい印象で彫刻もはっきり見えやすく仕上がりますし、和型でも洋型でもどちらも合う石です。

お墓作りを終えて・・・

お客様はお忙しくされていたので、工事の完了をお電話でご報告し、お写真を郵送いたしました。後日ご家族皆様で確認していただけるとのことでした。このたびは弊社に建立工事をお任せいただきまして、ありがとうございました。いつかご感想をいただけるのを楽しみにしております^^

西部霊園は、市営霊園の中でもとても眺めの良い霊園で、お客様のお墓からもこの通りの絶景が望めました!福岡の街を一望できて、お天気の良い日はドームやタワーも見えます^^ ご家族で気持ちよくお参りいただけるといいなと思いながら、私どもも気持ちよく工事をさせていただきました。ありがとうございました。