ご覧いただきありがとうございます!博多の森石材店の寺田公平です^^ 三日月山霊園にて、外柵ブロックの修理と植え木伐採、法名碑の新設が完成しました。 その際の様子をご紹介いたします!

 

「法名塔を作成したい」とお考えだったお客様が、他の石材店様に見積りを依頼したところ、思ったよりも金額が高かったため、インターネットで石材店を探された結果、当店のホームページを見つけてくださり、ご依頼いただくことになりました。

三日月山霊園へ、法名塔の作成のためにお墓の現地確認へ行きました!

現地確認へ行ってみたところ、法名塔の件よりも先にまず、外柵のブロックが倒れ掛かっていることが、石屋としてとても気になりました。ですので、お客様に法名塔の件と一緒にご報告しました。すると、「実はずっと気になっていたんだけど、なかなか修理もできないまま今になってしまいました。」ということでした。

外柵のズレはこのように大きなものです。オレンジの矢印部分、隙間が空いてしまっています。

 

原因は、植栽の根による土圧に耐えられなくなってしまったこともありますが、ブロックを設置する際に配筋する鉄筋が不足していることが一番の原因だと思いました。植物の根の力は想像以上に強いです。成長とともにブロックがどんどん外側に押されてしまうので、鉄筋にて強度を強くしておかなければ、このように隙間が空いてしまうことが多々あります。

 

一番上の石だけがズレているのではなく、ブロックの根元(立ち上がり部分)から隙間が空いてズレてしまっています。

この状態ですと、いずれ外柵が崩れてしまうと思いましたので、お客様にそのことをお伝えし、どのように修理をすることができるか、ご提案とお見積りを提出しました。 「良い機会なので、外柵の修理もお願いします!」と、当初予定されていた法名塔の作成に加え、外柵の修理と、将来のことも考えて植栽の伐採もご依頼いただくことになりました。 いよいよ、工事が始まります。

既存の外柵を取り外しているところです。お墓の外柵に使用されているブロックは、現在同じものが生産されておらず、側面のブロックは角度的にあまり目立たないので良いのですが、前面にまったく同じタイプの新しいものを用意することができませんので、既存のブロックを丁寧に取り外し、再度据え付けることになりました。(前面の2枚のみ新しくしてしまうと、お墓の景観を崩してしまうと考えたからです。)

 

側面、前面のブロックを全て取り外し終えました。取り外してみると、ブロックは基礎と鉄筋で1箇所も繋がれていないことがわかりました。そのため強度が不十分で、今回のように土圧に負けてしまったのだと思います。

 

そこで、新しく作る外柵は頑丈なつくりになるよう、基礎に穴をあけ、鉄筋をアンカー止めし、縦筋を入れました。

 

1段目が組み上がりました! この後、横筋も組み込んで丈夫な外柵をつくっていきます。

 

2段目も積み上がり、既存の笠石ブロックも水平になるように据え付けていきます。

 

こちらは新しく設置する法名塔を据え付ける土間部分です。もともと土間コンクリートがしっかりと打ってありましたので、このまま設置を行います。

 

法名塔の据え付けが完了しました。法名塔は板と台の石がズレないよう、内部にピン(金属)を入れてあります。法名塔の根元部分は砂利で見えなくなりますが、こちらもズレなどがないよう、モルタルでしっかりと固定します。法名塔の手前には植栽が植わっていましたが、こちらも処分しました。

 

外柵が完成しました。既存のブロックは10㎝の厚みでしたが、強度が上がるよう、12㎝の厚みのブロックを使用しました。

 

正面から見たお写真です。空いていた隙間もなくなり、綺麗になりました^^ 植栽もなくなり、今後、土圧がかかる心配もなくなりました。

 

側面のブロックと既存のブロックも、時間が経過するとともに馴染んでいくと思います。

 

お客様はお忙しく、立ち合いができない状態でしたので、お電話やメールで打ち合わせをさせていただきました。修理の完了報告もお電話とメールにて行っておりますので、どのような仕上がりかはご存知なのですが、後日、お客様にお参りに行っていただいた際に、実際に見ていただくことになります。外柵の隙間がなくなったことで、お掃除もしやすくなったと思います。お喜びいただけると良いなぁと、今からご連絡をソワソワ楽しみにしています^^

法名塔の新設がきっかけでご依頼をいただきましたが、外柵が完全に壊れてしまう前に修理をご提案することができて、安心してお墓参りできる状況にすることができて、本当に良かったです。 今後もお参りに行かれてお困りのことやお気づきの点がございましたら、いつでもお声かけください^^